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第二十七話

ผู้เขียน: いふや坂えみし
last update ปรับปรุงล่าสุด: 2026-01-12 17:00:50

 骨折さんは借金を背負ったブラザーさんと連絡を取り合っていたが、ブラザーさんは大丈夫だとしか言わず、それ以上確認することはしなかった。そこへ突然の訃報が届いた。

 金八さんの誘いに乗ってブラザーさんが家業を辞めたことにより、すでに経営が傾いていたブラザーさんの会社は倒産への道を突き進んでいった。骨折さんは家業にたずさわらず会社勤めをしていたが、ブラザーさんの自殺を受けて故郷へ戻ってきていた。

 骨折さんは遺品整理をする中で兄が演劇をするために所属していた劇団を調べ、劇団の代表であり大学生時代の親友である金八さんへ連絡をしたのだった。

「兄が死んだのは、お前のせいだ!」

 骨折さんにサイドスポットを当てる。

「なんですかいきなり。兄って……」

 金八さんがサスの光で切り取られる。

「僕は芝浦カズマの弟です」

「……俺のせいって、どういうことですか」

「あなたが兄を誘って演劇の道に引き戻さなければ家業を辞めることもなかった」

「でもそれは」

「たしかに兄は自分の意志で辞めた」

「なら」

「でも!あなたが誘いさえしなければ、兄は、父の店は、こんなことにはならなかった!」

「それは」

「お前さえいなければよかったんだ!」

 電話が切れる。サイドスポットが消えて骨折さんの姿も消える。残された金八さんがその場でうずくまる。

 金八さんは自分で旗揚げした劇団に顔を出さなくなり、劇団員たちの不満が高まる。骨折さんとブラザーさんの実家は、借金返済のために人手に渡ることになった。

 夜逃げして行方不明の父に代わり骨折さんは家の片付けをする。そこで、ブラザーさんが関わりの深かった人たちへ向けた手紙を発見する。自殺する前に書いていた遺書だった。

 ブラザーさんの姿がサスの光で浮かび上がる。

「弘行(骨折さんの役名だ)、悪かったな。兄ちゃん、だめだったよ。もっとがんばれるかなって思ってたんだけどさ。いろいろ考えるのがもう、限界なんだ。弱い兄ちゃんで、ごめんな。父さんも俺も逃げちゃって、お前には迷惑かける。お前も無理するなよ

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